2024年2月の決算シーズンを終えましたので今回はその振り返りの報告となります。
前回の決算振り返り記事になります。
全体の振り返り
全体的に今回はかなり不調な決算となりましたね。
おそらく上方修正がくるであろうとか、増配がくるであろうという銘柄がことごとく何も発表がなかったので売られてしまう展開となってしまいました。
いまの日本株を取り巻く環境だと上方修正か増配がないとやっぱり売られてしまうんですよね。
いま、世界経済の不透明感が増しているように思いますし、為替変動リスクもあるかと思っていますのでそういったものを警戒して様子見ムードが広がったのでしょうか。
よくわからないですけど。
でもとはいえ、ほとんどの銘柄で進捗率に関しては順調だったので次の決算こそ上方修正、増配によるポジティブサプライズからの株価爆騰を期待したいですね。
個別の銘柄の振り返り
以前、紹介した2024年下半期の主力株
7173 東京きらぼしFG
前回に引き続き良い決算でしたね。上方修正か増配のどちらかはくるかなと思っていたのですが、結局どちらも来ませんでしたね。
ですが、昨年、一昨年と比較しても良い進捗状況なので次回の上方修正と増配に期待です。
3877 中越パルプ工業
普通に良い決算ではあったのですが、上方修正、増配のサプライズがなかったので売られてしまう展開となりましたね。
前回決算から為替がかなり円安方向に振れてしまったのと、米国の利上げが後にずれ込む予測が出てきましたので致し方なしですね。
今後の継続的な値上げと円高に振れることがあればさらなる利益が期待できるので期待です。
9029 ヒガシトゥエンティワン
2024年問題による人件費高騰、円安による原油高の逆風が吹く中でもかなり良い決算でしたね。
今回に関しては上方修正、増配がなかったため決算直後に関しては売られてしまっているのですが、これぐらいの決算を出してくれるのであれば言うことなしですね。次回に期待です。
9619 イチネンホールディングス
この銘柄に関しては前回M&Aした企業の利益が「負ののれん」として計上されたので見かけ上はPERがかなり下がってすごい割安に見える状態になっていますね。
正直、私の理解が足りてないのですが、現場猫よろしく、とにかく上がっているのでよしですね。
2372 アイロムグループ
この銘柄に関しては前期の大増配で株価が上がった状態からの今回の決算だったのですが、3Qで進捗率29%ということで警戒されて売られる形になってしまいました。
4Qで大型の案件受注の見込みが本当に達成されるかですね。ちゃんと会社の予想通りに進めば業績はかなり調子良いので杞憂に終わってくれることを祈るのみですね。
おわりに
ポートフォリオの上位の銘柄は癖が強い決算結果となりました。
米国の利下げや米国大統領選挙年は米国株が強いアノマリーなどもありますし、中国は中国政府が株を買い支えるのではないかとか報道も出てましたね。
それらが日本株にどのような影響を及ぼすのか、キツいですけど頑張っていきましょう。
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