有名な投資本に「ファクター投資入門」という本があるのですが
そこに出てくる統計として優位性が認められているファクターについて私なりの解釈や考えを書くというのが今回のテーマになります。
サイズファクター
小型株効果というのはよく聞く話しだと思いますし、当たり前の話ではあるのですが
会社の規模が大きくなればなるほど高い成長率を維持するのは難しくなります。
例えば、日本で一番大きい会社であるトヨタ自動車などは売上が37兆もあるそうなので画期的な新商品やサービスを開発したとしても利益に占める割合は微々たるものだと思います。
反対に規模が小さな会社であれば1つヒット商品やサービスが生まれればそれが大きな利益となり会社が急拡大していく要素になるかと思います。
また、中小型株だと既存の事業が頭打ちになるまでそれなりに期間があるかと思いますし、既存の事業が順調に伸びていけば成長性が鈍化するまでは成長の恩恵を授かれるかと思います。
バリューファクター
同業他社より指標が割安な銘柄を選ぶこと
株価というものもやはり相対的なものでしかないと思うので
相対的に割安な状態、「市場の歪み」ができているのであればそれが必ず是正されると思っています。
それがいつになるのかはわからないのでだからこそカタリストを意識した投資をしましょうということになります。
モメンタムファクター
チャートにはざっくり分けて「上昇トレンド」「下降トレンド」「横ばい」があるのですが
この中の上昇トレンドのものを買う。現代はトレンドフォローの全盛期なので上がる株は上がり続ける
下がる株は下がり続けるの傾向がますます強くなっているので業界全体や銘柄が上昇トレンドのモメンタムがある銘柄を買う。
収益性・クオリティファクター
増配、自社株買い、投資活動によるキャッシュフローも一定以上のクオリティ収益性があるからこそできるのでクオリティが確かな銘柄を購入する。
何よりも利益率が低い銘柄は赤字転落からの株価暴落リスクがそれなりにあるのでクオリティが一定以上ある銘柄を選ぶことによりそのようなリスクを避ける。
おわりに
投資本の良書と呼ばれるような本をたくさん読んでひとつひとつはとるにたらない要素かもしれませんがそれが将来的にちりつもで役にたつと考えています。
私なりの解釈なのでまったくわかってないとつっこまれてしまうかもしれませんが
私はこんな感じで投資を行っています。以上。
2023年の投資戦略
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